お手紙を書いたら

ありがとう、好きになってよかった、健康でいてねと伝えよう

気づいたら首までとぷん、であったまっています(Snow Manにハマるまで)

不二家さん構文で言えば、先日、3月11日は「『私は深澤担』だと受け入れてから1年記念日」だった。自分のすの担記念日はファンクラブに入会した2020年1月20日にしているのだけれど、すの担としても深澤担としても2年目になったので、沼落ちとか振り返りを書いてみたいなあと思った。

 

もともと文章を読むのが好きで、とりわけ好きなひとやものへの愛をつむいだことばがきらきらしていて好き。去年の夏にTwitterでフォロワーさんに教えてもらった #あなたのSnowManはどこから のタグや「Snow Man 沼落ち」とかで検索してはにこにこしている。あとは年末年始にときどきタイムラインに流れてきた、2020年の推しごと振り返りブログとか。ファンの数だけストーリーがあって、そのひとつひとつが、好きだ。

 

まあ私の場合、Snow Manや深澤さんについて「沼落ち」というほどのどかーんと瞬間的なビッグ!バン!スウィート!なエピソードはないんだけれどネ!ただ、Snow Manをはじめて見てから完全にハマるまでの4か月くらいのあいだにきっかけみたいな段階がポツポツとあるから、それを書いておいてみる。そのときそのときを思い出して、なにが気になった理由だったのかなを書いてみるのは楽しそうだし、終わったら客観的に眺めてウケる予定。長くなるから目次おいとこ。

 

 

・・・・

 

Snow Manに出会うまで

ときは2018年5月、私は干からびていた。15年近く推していたとある英国バンドが、もう数年、バンドとしての活動がない。メンバー個人のSNSは動くのに、得意分野でソロ活動はあるのに、全員で集まる活動はなくて実質活動休止状態。新曲が、出ない。

 

それまでの私といえば、洋楽、海外ドラマ、洋画、英語のPodcastにどっぷりで、ジャニーズはもとより、お店やテレビで聴く曲以外は邦楽がほぼ生活になかった。ジャニーズのグループを長年応援していた友人は身近に複数いて話は楽しく聞いていたけれど、「あなたはハマらないと思う」と言われていたし、私自身もジャニーズのグループにハマることはないだろうな〜と思っていた。

 

そんな調子で、本国イギリスでその推しバンドのコンサートに行くことが人生の夢なのに、このまま自然消滅したらどうしましょう*1、人生初めて本当に好きになったアーティストなんですよお、と、都内某所の居酒屋で馬刺をつつきながら職場の先輩に愚痴っていたら、テレビでやっていたVS嵐で嵐の松本潤くんがKing&Princeのシンデレラガールをおすすめしていた。

先輩に「花男の続きの話?のドラマの主題歌らしいよ」と言われたが、私は花男自体、漫画は読まぬままドラマを観て、第1話で道明寺司松本潤くん)が伊勢海老を踏みつぶしたときに「よくも伊勢海老を!!」となり観るのをやめた。だから、いまだにどんな話かよくわかっていない。ごめんなさい。そして伊勢海老を踏みつぶしていたというのもうろ覚えだし、記憶違いでロブスターとかだったらごめんなさい。

 

とりあえず、そんな曲名ある??というほど「シンデレラガール」というきらきらした曲名と、全自動の鉛筆削り器につられてオーディションを受けた子のエピソードがやたら記憶に残った。帰りの電車で「シンデレラガール」をググってみて、King&Princeという名前を知り、どうやら全自動鉛筆削り器の彼は「永瀬廉くん」らしいということを知った。調べものにはとりあえずWikipedia、永瀬くんのページ*2を開くと、真っ先に”関西ジャニーズJr."の文字が目に留まった。

 

ジャニーズって関西にもあるの!!!? (本当にびっくりした)

 

この衝撃から関ジュをゆるゆる調べはじめ、年齢が幅広いのにみんなで家族みたいな雰囲気が好きになって。なかでも大橋和也くんの歌声に惚れ、大橋くんの周囲を特に気にするようになっていった(スキルメンだいすき)。康二くんのこともこの頃に知った。背の高いすらっとしたお兄さんというイメージだった。室くんのとなりにいて、声が高くて、本当にまあよくしゃべるひと。笑

はじめてジャニーズを気にするようになったと言っても相変わらず自分のエンタメは洋楽が中心だったから、関ジュの中でグループが結成されたときにそのなかに康二くんがいなかったこと、そのあと康二くんがSnow Manというグループへの加入で関ジュを離れることになった、と知ったときも、寂しさは感じても、東京で頑張ってね、という気持ちで捉えて、追わなかった。2019年2月の関ジュのROTも観たけれど、康二くんの覚悟に涙しつつ、追わなかったんだ・・・(追っててよ)

 

関西ジャニーズJr.は今も好き。関西のデビュー組との関係も含めて、空気感が好き。昨夏のドリアイも全員集合のときはもちろん、各グループも時間の許す回は観た。東京にいても、FC会員や情報局の会員じゃなくても公演を観られたのはうれしかった。Lil miracleの斗亜くんパートを完コピする小島くんが心から楽しそうで、本当によかった。

 

2019年7月 音楽の日

もともとこの音楽の日を観た理由は、「King&Princeがシンデレラガール*3を歌うかもしれない」と思ったから。たしか事前に曲は発表されたのかな?おかげで私、観て、Snow Manに出会いました。出演者を確認していたときにJr.の特別企画にSnow Manの名前を見つけて、あ、康二くんが入ったグループの名前だ、康二くんはどうしているかなあって、特別企画も観ることにした。

 

そう、だから私をSnow Manに連れてきてくれたのは、康二くん。私が関ジュを知ってから康二くんがSnow Manに行くまでのほんとうに短い間に、康二くんがたしかに私の記憶にのこってくれたおかげ。このことで康二くんには本当に感謝していて、ずっと「Snow Manの特別枠」にいるんだよ。ありがとう。

 

さて、パフォーマンスだけれど

 

1. 仮面舞踏会

・なんか大人っぽいグループ出てきた〜!
・髪が長くて脚が長いセンターの人の体格がとてもいい・・・(照くん)
・特に大人っぽいひと、体格がとてもいい・・・(照くん)
・ジャニーズのイメージと違うひといる・・・(照くん)
・ていうか康二くんどこ?身長で埋もれてる?康二くん背高くなかったっけ?ということはSnow Manって背が高くなあい?

もう、照くんの印象が強かった!

 

2. ひらりと桜

イントロのピアノが聴こえた途端に、「あ、だめだ」って思った。いい意味で。ピアノかバイオリンが聴こえる曲はとりあえず気になるんだけれど、和なメロディーラインと歌詞が新鮮で、圧倒的な品と自信がすっとパフォーマンスを引き締めていた。サビの声のまとまりも耳に心地よくて。うわあすてきだなあって圧倒されていた。このひとたちのこと、好きになってしまう、ってそわそわした。音楽番組をみてそんな風に感じたのは、生まれて初めてだった。

そして当時はまだ顔と名前も一致していなかった8人と康二くんが「新たなる幕開けだ」と歌う表情がしばらく頭から離れなくて。とにかく「康二くん、いいグループに入ったんだねえ」ってジーンとしていたなあ。Bメロで桜吹雪をカメラに投げるタイミングと角度が最高だったよ康二くんまったくもう…

 

康二くん以外で覚えているのは、

・長髪の大人びたあなた(照くん)
・にっこにこのあなた(阿部くん)
・にっこにこの横で目がバッキバキのあなた(佐久間さん)
・発光体ですか?のあなた(だてさん)
・康二くんに似ている、頭に人一倍桜吹雪が積もっているあなた(翔太くん)
・声が不安定?もしかしてあなた、若い?(ラウールくん)

 

本当にごめんなさい、目黒くんと深澤さん
(※深澤さんは将来自担となるひとである)

 

3. 腹筋太鼓

ひらりと桜の余韻に浸ったままHiHi Jetsがローラースケートで坂を登る姿を見終わったら、なんかすごいこと始まったけど、ちょっと意味わかんない、え、意味わかんないけどなんかすごいことやってる

 

・なんで急に上裸で太鼓叩き始めた?
・この音楽は何?
・なんで歌番組で太鼓?
・なんで他の方は神妙な面持ちで見守っているの?
・見守る距離近くない?
・どういう状況?
・そもそもなんで腹筋しながら太鼓叩くの?
・Don't think, feel系?

 

トータルパッケージで私は何を見せられていますか?

 

終わった?拍手?拍手なのね??

 

・・・え、どういう状況????

 ※上記すべて当時ジャニーズのコンサートも舞台も観たことがなかったひとの感想です。この翌年末には滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movieでなんの疑問も抱かず腹筋太鼓を観ていたのがおもしろい

 

戸惑いのまま、音楽の日、終了。

 

ひらりと桜の衝撃を、腹筋太鼓でさらにどこか彼方まで持って行かれたような、余韻?どこ?で終わったけれど、「康二くんがとにかくがんばっている」「桜」「曲が良い」の印象はしっかりついた。

 

もしも不可能な願いが叶うなら、この日のパフォーマンスを、あのときの「Snow Manを観たことのない状態」でもう一度観たい。好きになる、ってそわそわしたあの感じをもう一度味わいたいなあ・・・

 

(腹筋太鼓はよくわからなかったけれど)「ひらりと桜」の曲そのものも、凛として重厚感のあるパフォーマンスもとっても好みだった。グループの雰囲気が大人っぽいのも個人的には安心というか、心地よかった。でも、ここでもまだ、追わなかった。ジャニーズは一度ハマったら沼、というのは長年他のグループを応援していた友人を複数見ていて感じていたし、自分の性格上、調べものが大好きでハマるととことんハマり、そして長い。アイドルは、というかジャニーズは、上下も横も掘れば掘るほど人間関係が出てきて絶対おもしろいじゃん(関ジュを茶の間で見ているだけでそれは十分にわかった)、歴史も、エピソードも豊富じゃん、情報多いじゃん、絶対ハマるもん!!!!と、とにかくジャニーズだけはだめ、という理由をつけて抵抗していたのだった。

 

2019年10月 渡る世間はナベばかり

ある週末に、過去最強クラスの台風がやってきた。気象の詳しいところは阿部くんに解説を頼みたいが、とにかく家から出るな、と言われた週末である。そんな週末に姉と2人、楽しめることと言えばYouTubeである。YouTubeを開いたらなぜかすのちゅーぶの「渡る世間はナベばかり」回がおすすめに上がってきて(これほんと、なんで?)。姉は「渡る世間はナベばかり」のカードゲームをもともと持っていて私もプレイしたことがあったから「これでYouTubeやる人たちいるんだ!!」って観てみたら、これが実におもしろかった。

 

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「辺」が出たときの盛り上がり方、私と姉がプレイしたときの反応と全く同じで大笑いした。何回観てもおもしろい・・・サムネのだてさんかわいい

 

そこでふと気づく。これ、康二くんが行ったグループのひとたちじゃない?それにジャニーズってYouTubeやってるんだ。いやあ翔太くん、苗字が渡辺で本当ありがとうね。姉は、Snow Manのことを「ナベしてたグループ」で覚えています。

このあと、

・阿部ちゃん先生シリーズ(学習というテーマの動画は好き)
・Party! Party! Party!(佐久間さんのキャップ使い)
・10問10答(「コシの強い、うどん」)

 

あたりの興味あるタイトルを中心にどんどんYouTubeを観進めていって、名前を覚えていって、いっしょに関ジュを応援していたWEST担の友人に都度あれがおもしろい、これがおもしろい、と語るようになる。(WEST担の友人もWESTのあれこれを語ってくるけれど、お互いの推しに詳しくなってもハマりはしない、おもしろく程よい距離感。ちなみにWESTさんの昨年夏の配信もW trouble配信もしっかり拝見しました)

深澤さんの気配り溢れるMCが好きになって、グループらしさを出しながら置いて行かれる人がいないのがすてきだなあと思った。最初は佐久間さんのテンションの高さが出会ったことないレベルだったから若干引いてたんだけど← あれが彼でメンバーに愛されているのがわかったら、沼だった。安心感があるのにおもしろいのが、男子高校生の日常をけらけら見させてもらっているようで、とても心地よかった。客観的に見ても、この時点でもう十分沼にひたひたなのだが、まだ、まだ、ハマってないし・・・!粘っていた頃。Snow Man = YouTubeが楽しいひとたち、という感じ。

 

2019年11月 ベストアーティスト

1か月ですのちゅーぶを全部観終えて、しっかりすのちゅーぶのファンになっていた私が、初めてSnow Manのパフォーマンスを観るぞという意思を持って観た番組。D.D.初披露の日。「よし、Snow Manを応援しよう」っていう気持ちがはっきりした日。音楽番組に出ていたら観てみよう、とかじゃなくて、この人たちのデビューのときをみたい。CDを買いたい、聴きたい、コンサートを観たい、ってはっきり思ったんだ。

 

ところで、D.D.への第一印象は「ひらりと桜とのギャップ〜!
直近で聴いていたデビュー曲がシンデレラガールだったからなおさら、ジャニーズってグループが変わると全然曲が違う!となり。("ジャニーズアイドル"というひとくくりでイメージをつくっていたのがわかる)勝手に抱いていたジャニーズっぽさとは全然違う曲で、アジア展開前提のデビューと聞いていたし、海外チャート狙いかな?みたいに感じたのは覚えている。あとたしかこの頃、タイのイベントに出演することが決まって、康二くんよかったねえとしみじみした。

 

2020年1月 2週間悩みに悩んだFC入会

Snow Manのコンサートを観てみたいんだ、と件のWEST担の友人に言ったところ、「ファンクラブに入らないとまず無理。ジャニーズはファンクラブに入っていても難しいよ」と返されて、素直に入会することを決めた年明け。2週間悩みに悩んだのは、入会そのものではない。入会手続時に、メンバーの誰かを選ばなければならない、ということである。

 

"Snow Man"のファンクラブに入るのに1人を選ぶの???

そんな酷なことする???

 

全員好きだよ、甲乙付け難いもの・・・でも選ばなければならない。

 

 

2週間悩んで選ばれたのは、深澤辰哉さんでした。

 

 

WEST担友人「康二じゃないんか〜〜〜〜〜い

 

 

私も突然の深澤さんにびっくりだったよ。最初は康二くんで入会するかと思ってたんですよ。先に書いた通り、Snow Manに私を連れてきてくれた康二くんはとっても特別。でも、康二くんで入会する?と思ったときに悩んだということは違うひとを選ぶ可能性もあるのかな?と思って。冷静になってYouTubeのパフォーマンス動画を観直してみたのだが、ふと、「あれ、私、深澤さんを追ってるな?」と気づいて。

 

パフォーマンスをしているときの深澤さんには色気がある。とてもとても良い意味でくせのないダンスとくせのない歌声に目がいっちゃう。このときまで、その自覚がなかった。

 

 

 10問10答回で深澤さんが「バケモノ」と呼ばれたときに「こんなに美しいお顔なのに?」ってとってもびっくりしちゃったくらいに(当時は「いじり」というものがわかっていなかった)、お顔ももちろん好き。深澤さんのお顔、私の好きなパーツの詰め合わせだもん。静止画の美は息をのむほど美しくて、パフォーマンスのときの深澤さんには、動き?雰囲気?もプラスされて、つい目がいっちゃう色気がある。声も。なんで好きか、うまく説明できる日が来る気がしない。好きな理由をことばにしようともぞもぞしている間に、また次の理由が追加されていくし。この、三枚目のふりした二枚目さんめ。好きだ、このこの。

 

 

こうして、「康二くんごめんね、康二くんはずっと特別枠だから、ありがとうね」と謎に心で謝りながら深澤さんを選択してファンクラブ入会。だけど「深澤担」とは名乗れなくて。深澤さん寄りの箱推し、と言っていたし、Snow Manは9人まるっと好きだし。ジャニーズ界隈外からやってきて、Snow Manが初めてのジャニーズの推しです!みたいな方に聞きたいのですが、「〇〇担」を名乗ることに戸惑いませんでした?なんかすごく重みのあることばで、「〇〇担」と名乗ったら「箱推し」も言っちゃだめなのかなあ・・・というくらいに考えていた。だから、きっと私はまだ「ファン」だから・・・と踏ん張っていたのである。ムズカシイ

 

2020年3月 わかりました、私は深澤担

ここで冒頭の「『私は深澤担』だと受け入れてから1年記念日」の話になる。Snow ManのJr.時代の曲だとブギウギがダントツで好きなのだが、サビ前の深澤さんの首かしげの色気。

 

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金髪に金ベロアのお衣装、すてきすぎでしょう。0:40の「この街角で」で一瞬記憶をなくす。0:45からは実質深澤さんのマルチアングル。サビまでノンストップのマルチアングル。首かしげもしっかりおさめられたマルチアングル。ハー!公式音源欲しい!!!

 

そして2020年3月11日にすのちゅーぶにアップされたのが、9人でのブギウギ。

 

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この動画を観て、なにやら唐突に「私、『深澤担』だ」って腑に落ちた。「なにが」と言われるとはっきりとはわからないんだけれど、「深澤担」って名乗ってもいいのかな、って思えたのはこの動画がきっかけなのは間違いない。それはメンバーの間を縫って動く姿かもしれないし、間奏でまるで9人の支柱かのようなポジションでパフォーマンスを支える姿かもしれないし、わからないけど。会社のカフェで動画を観て胸がじいん、として、ブギウギを聴きながら(イヤホン使用に寛容な会社)、フロアの片隅の人の目に触れないエリアに移動して、涙ポロポロしながら仕事した。加えて、なんというか心がふわっとして、ぽうっとしながら「ああ、私、すっごく深澤さんを好きなんだなあ」って、思った。

 

翌日、件のWEST担の友人に報告する。

 

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ねえ、そんな笑う???

 

この日を境に、私は深澤さんを「ふっか」と呼べなくなった(なんで)。はっきり自覚したら途端に恥ずかしくなってしまうような、あの感じなのだろう。このころは「ふっかさん」と呼べているが、今や「ふっかさん」とも呼んでいない。深澤さん、って響きがきれいで、好きで、声に出して呼びたいんだもん。さんずい×さんずいのみずみずしい苗字を、書いていたいんだもん。ふっか、ふっかさん、ふかざぁさん、ざぁさん、SNSで見かける深澤さんの呼び名がぜんぶあったかくて好きだよ。そして、私には深澤さん呼びがいちばんしっくりくるのだ。

 

いやあ、いちいち抵抗していたんだなあ、私。笑 でも気づいたら快適な温度に保たれた沼に首までとぷん、でしっかりあったまっていた。応援するぞ、と決めたときも、深澤担だ、と認めたときも、はっきりした理由はなかったことがわかった(なにこのまとめ)。

 

ただ、応援するぞ、と決めたベストアーティストまでの間に、たぶんそれまでYouTubeを観ていて「安心感」っていうのがあったのかな。それはグループの雰囲気もそうだし、それぞれの動画に残されたすの担さんたちのコメントも。私のようなSnow Manやジャニーズ初心者にも「ここがおすすめだよ」と教えてくれたりしていて、知らないひとたちに対してあったかいな、こういうひとたちの中に入りたいな、こうありたいな、っていうファンの姿を感じられたのがひとつ。「好き」に飛び込んでいくのに理由をいろいろつける必要はないんだけど、「ジャニーズのグループを人生初めて推す」ということに勝手にかまえて、いろいろ探っていたんだろうな。石橋をめちゃめちゃ叩いてた笑

 

そういういろいろが、D.D.初披露の、デビューに向けた力強いパフォーマンスを観たことで全部まとめて私にゴーサインを出した、という感じ。うん、って気持ちを新たにしたんだろうな、と今振り返ると思う。なんやかんやありまして(CV: ラウールくん)、今は深澤担とお丸担とを掛け持ちで、元気にSnow Manを推している。お丸さんかわいい。茶屋に居座りたい。

 

出会ってくれて、Snow Manありがとう。Snow Manに連れてきてくれて、康二くんありがとう。全自動鉛筆削り器っていうエピソードで引っかかりをつくってくれて、関西ジャニーズJr.に所属してくれていた、永瀬廉くんありがとう。そして、元の元をたどれば、あの日シンデレラガールをおすすめしてくれた松本潤くん、ありがとう。 

 

康二くんがSnow Manに加入したとき、音楽の日でひらりと桜を観たとき、ちょっぴり早いうちからSnow Manを追いかけられる可能性はあったのに、1年近く遅くなっちゃった。欲を言うなら、ずーっとずーっと早く、出会っていたかった。でも、推すぞ、と決心する私にとってのベストのタイミングはベストアーティストだったんだな。いろいろな選択をしてきて、それが足し算だったり掛け算だったりして、私の計算式とSnow Manの計算式が交じわれたこと自体がすごくすてきなことなんだな、って今は思ってる。少しどこかで何かがずれていたら、興味を持たないままもっともっと時間は過ぎていたかもしれない。自分の中の最短で、Snow Manに出会えて、好きになって、応援できていることに感謝したい。今、楽しいもん。

 

友人も仕事のグループも家族も、私がSnow Manを好きなことは知っている。海外エンタメラブ、な私しか知らなかったので、当然Snow Manを応援していると伝わったときは「まさかあなたがジャニーズ!!!」と驚かれはした。でも「好きなものが増えて良かったね」というすてきな反応で、特に同僚はSnow Manがテレビに出ると翌日楽しげに感想を報告してくれるし、上司は「推しの生配信と就業時間が被っているから」という理由での有給申請に「超おもしろい!楽しんで」と即承認くれたりする。まわりのひとにも恵まれた推しごとで、ありがたいししあわせなことだ。

 

 

佐久間さんが言うような好きなことを好きって言える世界、わたしもつくっていたい。なにかを好きというひとに「好きが増えてすてきだね」と言えるようなひとでありたい。Snow Manが気になってて、というひとに出会ったら、「ようこそ!」って言う。好き、って、それだけで最強だ。これからも、Snow Manのことが好きです。

 

以上、アイドルどころか邦楽に縁遠い暮らしを送っていたにんげんが、アイドルを知り、Snow Manに出逢い、Snow Man沼の誘いに抗いながら、じわりじわりと浸かるように沈んでいった話でした。沼落ちというか、ぬるりと沼浸かりの話。

 

・・・・

 

(おまけ)阿部担ひとり、できあがり

私のすの担1年目には、WEST担の友人に加えてもう1人の友人の存在が欠かせない。実生活での友人ではじめて見つけた、すの担だ。見つけたというより・・・Snow Man沼のほとりに立っていた彼女の手を、思いっきり引っ張って引きずり込んであげましたよ。ようこそ。

 

近所に住んでいた13年来の友人(以下友人A:適当に呼んでおいてと言ったのは彼女だ)から、ひょんなことでSixTONESが気になっててさ、と話をされて、えっ、私はSnow Manが気になっててさ、と返したのは2020年1月末。もともといろいろと趣味が似通っていたから(主にフィギュアスケート)、その話の合間に布教というよりはちょこちょこ情報交換をしていた。

 

2020年5月20日(水)、そんな友人AからLINEが届く。

 

A「舞台の特集(※彼女はかなりの観劇好き)あるしーと思ってanan買ったらふっかいたから思わずLINEした笑(特集1ページ目の写真)」

 

3か月の間に深澤さんについて熱弁していたことにより、友人Aにはすっかり深澤さん=私のイメージがついていたようだ(ちなみに私には熱弁した記憶?つもり?が全然ない。オタクの記憶は都合よく消去されるようだ。友人Aの家でSnow Manのお仕事先にお礼のハガキを書いていた記憶はある。ハッ、それか?)。だから、伝説のCLOSE UP「覚悟の在り処。」に私が喜んでいるだろうとわざわざ連絡をくれたのである。やさしい友人だ。そんな彼女に私が返したことばは、

 

まだ見てないから待って!!!!

 

在宅勤務の民なのに、その日に限って出社日。昼休みに本屋に抜けることもできず、夕方になってもまだ内容を確認できていなかった。せっかくのやさしさに食い気味に叱って、その節はごめんね、友人A・・・

 

ときに、ありがとう深澤さん。あなたがジャパンエンタメの底力。号に載ってくれたおかげで、舞台ファンの友人Aがananを買い、連絡をもらえたんだ。そしてこの一言をもらえた。

 

A「この自粛生活で完全にスノの沼にはまった感がある笑」

 

私は、餌に群がる池の鯉のごとく飛びついた。

・8.8. Jr.祭のDVD買ったから観よう?
・私の誕生日、日曜日なのに指定日配達でSnow Manからバースデーカードが届いたよ
・バースデーカードには9人からの動画を観れるQRコード付だよ
Paravi入会しているから、いっしょにそれスノ観よう
・ファンクラブ還元が甚だしい
・ファンクラブは年間5,000円くらい、つまり500円/月 以下だから実質ただ
・ジャニーズwebでは380円くらい/月でブログも読めるよ
・LINE中に「クイズ!正解は渡辺翔*4」がアップされ、すのちゅーぶの投稿頻度の高さを推す

 

この間、30分。さらにはもともとクイズ番組が好きで阿部くんを知っていたという友人Aが、推しを選ぶなら阿部くん。「あざとくて・・・」と言うので、

・阿部くんの #俺の部屋着*5回の発言を推す
・素のまんまの素の留守電企画の阿部くんが良かったと推す(「会いたかった」の畳み掛け)
→友人Aの、阿部くんが「かわいいのにちょいちょい男らしいところがいい」発言に、そこまで来ているならもう一息だ、と確信を得る(何)
・これからもよろしく、と確かめあう

 

最後のひとつは謎だが、取り急ぎ精一杯の阿部くんをプレゼン。さて、次はどうしようか・・・と思考していたところ、思わぬ味方があらわれる!Johnny's World Happy LIVE with YOU!通称ハピライ!

 

6月21日(日)、プロジェクターでのSnow Manのハピライ鑑賞にご招待。今の阿部くんかっこよくない?クイズ番組とギャップすごくない?等と隣で言い続けた(深澤さんにもしっかり沸きつつ)。「あべちゃんかっこよかった」のひとことをもらい、わたし、満悦。

 

そしてコンサートも楽しみ解散直後の6月22日(月)、援護射撃がやってくる。阿部くんのanan CLOSE UP

 

・0:00 情報解禁!
・0:16 私「阿部くんananソロだよ」
・0:29 A「予約完了しました」

 

なにこの阿部くんが気になっている友人A向けのスムーズな流れ・・・そして友人Aもフットワーク軽すぎて最高だよ・・・天と公式が味方した・・・7月頭にはファンクラブに入会していた友人A、好きです

 

それ以来、雑誌を持ち寄ったり、鑑賞会したり、店頭プロモを観に行ったり、ご近所すの担としてお世話になっている。手先が器用な友人A、ハガキを書く私の横でSnow Man消しゴムはんこを彫り始めたと思っていたら、いつしかいっしょにハガキを書く仲間にもなっていた。お互いのTwitterアカウントを知らなかった頃、 #スノ担ハガキ部 タグにめちゃめちゃ見覚えのある字で書かれたハガキ出てきたとき、思わず笑って連絡したよね。

 

 

こうして、はい、阿部担ひとり、できあがり。

*1:その後メンバー全員揃って復活して、2019年11月に復活コンサートを実施。2020年には10年ぶりの新曲を出してくれて、感無量・・・活動休止中には解散の可能性もあったそうで、本当に続けることを選んでくれてよかった、それだけで尊いって、今楽しそうに音楽を発信してくれるメンバーを見て思う。復活コンサートはソールドアウトで取れなかったので2020年5月の現地公演のチケットを取っていたが、新型コロナの影響で延期中・・・私の人生の夢が叶うのはいつ・・・

*2:イントロダクション部分にまず「関西ジャニーズJr.」の文字がある。ジャニーズ初心者、そりゃ気になるでしょうよ

永瀬廉 - Wikipedia

*3:例のVS嵐のあと、YouTubeでMVがあるのを観て聴いて、しっかり曲の大ファンになってた。シンデレラガールのこれでもか、というサビの高音の畳み掛けとか、BメロみたいなAメロとか、とにかくメロディーが好き。洋楽好きあるあるかわからないけれど、最初に感じていた「日本語歌詞に英語が混ざっている違和感」はシンデレラガールのメロディーの良さのおかげもあってだいぶ解消されていたよね。というか、それを気にしていたら、ジャニーズの曲、聴けない。というか、シンデレラガール、メロディーが良すぎる

*4:

Snow Man「クイズ!正解は渡辺翔太」想いが詰まったメッセージ - YouTube

*5:ステイホーム期間のジャニーズwebでの特別企画「すのとstay home」で載せた「髪、乾かしてくれませんか?」