こちらは、Johnny & Associatesの公式TwitterがRTしたインドネシアのメディア「CNN Indonesia」に掲載された「消えた初恋」の記事を翻訳したものです。
インドネシア語はわからないため、Google翻訳を使用してインドネシア語→英語にし、その後自分で翻訳しています。記事の内容を把握することが目的のため、ニュアンスの違いはご容赦ください。
オリジナルのツイートと記事はそれぞれ以下よりご覧ください。
Review Drama: My Love Mix-Up! https://t.co/4QtEDNfvMG
— CNN Indonesia (@CNNIndonesia) 2022年6月17日
翻訳
ドラマ「消えた初恋」レビュー
「消えた初恋」は道枝駿佑(なにわ男子)と目黒蓮(Snow Man)が主演を務めた日本のドラマで、初恋の意味を探す高校生たちの物語だ。
青木想太(道枝駿佑)が恋に落ちたのは隣の席のクラスメイト、橋下美緒(福本莉子)。ある日、テストなのに消しゴムを忘れた青木は親友の相多颯斗(鈴木仁)に貸してくれるように頼む。しかし、相多はきっぱり拒否。
橋下が青木の救世主となり消しゴムを借りることができたのだが、その消しゴムがきっかけで青木の平穏な心が動き始める。
青木が見たのは消しゴムに書かれた井田浩介(目黒蓮)の名前。井田は青木のひとつ前の席のクラスメイトだ。橋下が消しゴムに井田の名前にハートを添えて書いたというわけだ。
その事実を知って失恋した青木は、あやまって消しゴムを落としてしまう。それを拾った井田も偶然自分の名前が消しゴムに書いているのを見て、青木が自分を好きなのだと思ってしまう。
井田のことを好きなのは本当は橋下だということを知られたくない青木は、井田を好きなのは自分だと井田に打ち明ける。
ここから青木の初恋の物語が始まる。
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「消えた初恋」はボーイズラブをとてもスイートに表現している。このドラマがとてもおもしろいのは、漫画から抜け出した4人のメインキャラクターたちが現実世界で本当に生きているかのように輝いているところだ。
見た目が似ているだけでなく、4人の演技も称賛すべきもの。青木を演じた道枝は漫画同様コミカルな表現がうまい。井田を演じた目黒もまた、ミニマルで落ち着いた表現をみせている。福本と鈴木が絡むと相性の良さがさらに発揮され、全話を通して一貫して愛らしい4人組を楽しめる。
ドラマ「消えた初恋」には敵はいない。悪い人に見えるのが1人出てくるが、実は状況を誤解しているだけである。
話が込み入っておらず1話30分ほど、たった10話という構成も「消えた初恋」のプラスポイント。物語もセリフも無駄がないので飽きてしまうことがない。
そして、BLのドラマや映画では親密なシーンをたくさん入れなければならない、という偏った考えがあるとしたらそれは「消えた初恋」には当てはまらない。このドラマでは登場人物同士が実際に触れ合うシーンはわずかだ。
青木と井田のいちばん「過激」なボディータッチは手を繋いだりハグしたりする程度で、こういうシーンもシリーズ終盤でしか登場しない。
それでも「消えた初恋」が視聴者をキュンキュンさせてやまないのは道枝と目黒の相性の良さにある。身体的な触れ合いが最低限でも、キャラクターのロマンチックな側面は表現できるのだ。
「消えた初恋」はまだ一部タブー視されているLGBT観をとても繊細な方法で視聴者に教えている。例えば、井田のキャラクター。はじめは自身が同性から恋されるとは思っていなかったが、青木をより深く知ることでその考えを捨てた。
また、視聴者は青木のキャラクターを通して誰かを好きになるときに性別にとらわれる必要がないことも教えられる。青木の親友として、相多と橋下は、自分のアイデンティティや愛を探しているひとには身近な人からのサポートが必要だということを教えてくれる。
「消えた初恋」のメインキャストは道枝駿佑、目黒蓮、福本莉子、鈴木仁。草野翔吾と宝来忠昭の2人の監督が指揮をとった。
このドラマは道枝と目黒がそれぞれ所属するグループのダブル主題歌でも彩られている。道枝が所属するなにわ男子はデビューシングルでもある「初恋LOVE」を、目黒が所属するSnow Manは「Secret Touch」を提供している。
「消えた初恋」はNetflix で配信中。