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ライブレポート:Snow Man 1st DOME tour 2023 i DO ME(2023/6/10)

こちらは、Johnny & Associatesの公式Twitterが紹介したフランス語のメディア「Nautiljon」に掲載されたSnow Manに関する記事を翻訳したものです。

記事の内容を把握することが目的ですので、意訳やニュアンスの違いはご容赦ください。なお、一部公表済みの事実と明らかに異なる点は訳者判断で修正しています。

 

オリジナルのツイートと記事はそれぞれ以下よりご覧ください。

 

翻訳元記事:Live report: Snow Man 1st DOME tour 2023 i DO ME (10/06/2012)

翻訳

Snow Manの東京ドーム公演は大盛り上がりでスタート!

ジャニーズ事務所のアイドルグループ、Snow Manが結成されたのは2012年。現在は9人で活動している。『劇場版 私立バカレア高校』(Kis-My-Ft2AKB48出演の同名ドラマの続編)で第一歩を踏み出した後、2020年1月に同事務所のSixTONESと同時デビューし、『D.D. / Imitation Rain』をリリースした。『D.D.』はJazzin’parkの栗原暁が作詞、HIKARI(石津隆光)が作曲を手がけている。最近のジャニーズの表題曲をよく担当しているコンビによる楽曲だ。

とはいえ、今日のところはSnow Man 1st DOME tour 2023 i DO ME」の東京ドーム公演初日、6月10日の夜に話を戻そう。

 

コンサート

6月10日。東京ドームのプレス席に腰を下ろすと、深呼吸をしてこれから目にするものに向けて心の準備を整えようとした。私は数年前からSnow Manのファンだ。2019年にSixTONESと歴史的なデビュー発表をおこなう前からのものも含めて、Snow Manの楽曲をすべて聴いてMVとコンサート映像も全部観てきたが、コンサートを生で観たことはなかった。自分がSnow Manに熱狂していたといっても過言ではない。

 

55,000人のファンが集まった会場で、私は期待に震えながらまわりの状況を受け入れ始めた。まず目についたのはその景色。DVDで観るのと生で観るのとでは大違いだ。広い!ライトが点滅して巨大なLEDスクリーンにグループ名が映り、約55,000個のペンライトがメンバーの色でドーム全体を照らす。

それから、何の前触れもなく暗転!55,000人が興奮で叫ぶ声の大きさに衝撃を受けつつ、プレスのひとりとしてここにいるんだぞと自分に言い聞かせた。プロにならなくては。オープニング映像が始まったのはそんな時。メンバーはそれぞれ、現代のジェームズ・ボンドとセクシーなスーパーヒーローを掛け合わせたようなスーパー・スパイを演じた。私の最推しの目黒蓮が明るい笑顔で登場したときは、思わず叫んでしまった!

 

映像が終わると、Snow Manは天井から吊り下げられたゴンドラに乗ってステージに登場。メンバーカラーのフェイクファーの衣装を着てデビューシングル『D.D.』を歌う姿が、メンバーのバックにある巨大スクリーンに映し出される。

メインステージに降りると、椅子を使うアイコニックな振り付けが特徴のセカンドシングル『KISSIN’ MY LIPS』(グループにとって初めての全編英語詞)をパフォーマンス!私でも自信をもって歌える曲のひとつだから、この曲は全力で歌ったということをここで伝えさせてほしい。

サードシングル『Grandeur』を歌い始めたときには、濃いスモークが立ち込める中でメンバーがステージ全体を使いこなせていることに気がついた。その様子がこの曲にある種の神秘的な雰囲気をプラスしていて、興味深いものだった。何物とも違う、でも興味深いものだった。

次の曲は『Nine Snow Flash。メンバーが自己紹介をする間はそれぞれがスポットライトを浴びて時間を過ごすことができるから、こういう曲はコンサートではいつも私のお気に入りの場面になる。もちろん、目黒蓮の番になったときはにっこりしてしまった。彼が「アンチョビがのったピザが好き」と歌ったとしても私はにっこりするだろうけどね。

 

ムービングステージが動き始めると、メインステージの反対側にいるファンもSnow Manを間近で見ることができた。PC画面越しに何度コンサートを観たとしても、生というのは遥かに感動的で没入感があるものだ。

 

コンサートで最も印象的だったのはニューアルバムからのユニット曲。向井康二阿部亮平による『Gotcha!』は楽しくてファンキーでディスコスタイルの影響が色濃く出ており、アルバムの中でもお気に入り。

宮舘涼太岩本照深澤辰哉による『Vroom Vroom Vroom』は90年代サウンドが特徴的で、最高に良い意味でものすごくキッチュ

目黒蓮渡辺翔『Two』は、2人の歌唱力を生かした王道バラード。

ラウール佐久間大介による『Bass Bon』はアルバム収録曲で1番好きな楽曲だ。この2人が人間離れしたスピードで複雑な振り付けを披露するテクノのリズムと正確さには、この先も驚き続けることだろう。

 

『Snow World』もお気に入りなのだけれど、コンサートを通して最もクールなセクションでもあった!まずはメンバーそれぞれにフロート(もちろんメンバーカラー)が用意されていてそこからサインボールを客席に投げ入れるのだ。残念ながら私はゲットできなかったものの、このセクションの最後に紙吹雪がたくさん舞う様子は本当にすばらしい景色だった。

『君の彼氏になりたい。』の曲中のセリフで、目黒蓮は当初の予定の「僕の彼女になってください」の代わりにうっかり「僕の彼氏になってください」と言ってしまった。LGBTQ+のコミュニティに対する世界的な風潮を考えればシンプルだが心温まる友好関係を表すひとことで、実に心揺さぶるものだった。

『POWEEEEER』ミンティアの全国キャンペーン「リフレッシュをチカラに。」の挿入歌で、YouTubeにCM動画がアップされて以来生で観るのを楽しみにしていた。『Crazy F-R-E-S-H Beat』は私にとってSnow Manファンになったきっかけの動画。この曲のライブパフォーマンスはいつも最高に楽しい。佐久間大介が腹筋を全開で披露しているからだけではなくて、楽曲が本当に良いのだ。

 

コンサートを通して1番気に入ったモーメントは、アンコールで披露した『HELLO HELLO』のとき。メンバーは客席に花束を投げて観客と交流していて、渡辺翔は客席にいたシャイな男の子に花束をあげようとしていた。初めこそその男の子は受け取れないといったような様子だったものの、最終的には喜んで受け取っていた。

コンサートは、歌唱パートをシャッフルしたブラザービートの特別パフォーマンスがラスト。メンバーそれぞれがお互いを真似しようとするのを観るのは楽しかった。白い風船と銀テープが降り注ぐと、客席の照明がついてコンサートは終了した。

 

まるで夢から覚めたかのようで、現実世界に戻ると頭がくらくらした。コンサートを観終わった今、シンプルなオタクだとは思われずにどうやってレポを書こう?完全に公平な立場を保てるのか?

 

トライはしてみた。数週間の間。でも本当のところ、できない。もしSnow Manがコンサートじゃなくで文集を朗読することにしていたら、それを何度も何度も観に行ったりはしないだろうなあ、なんて言うつもりはない(何度も行っているはず)。だってSnow Manはただただ素晴らしいのだから。Snow Manのコンサートは一生に一度の最高の経験だった。この経験を今後もできるだけ多く重ねたいなと思う。

 

ひとこと

記事はオリジナルの著者KenythJohnny & Associatesの同意を得て翻訳、翻案、配布されている。写真はJapónPopSukiの提供で許可のもと使用している。